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CP+2016望遠鏡セミナー

ご案内

今年も野鳥・天体に関する各種セミナー(①エンジョイフォトセミナー、②望遠鏡ミニセミナー)を開催いたします。
どちらも受講は無料ですので、是非、お立寄りください。

エンジョイフォトステージB セミナー開催スケジュール

テーマ: 星空を楽しむ
講演名: 「見て撮って、星の光を楽しもう」
講 師: 飯島 裕 さま
開催日: 2月28日(日)11:00-12:00
場 所: 会議センター304
※※会議センターは展示ホール別棟、国立大隣にあります⇒http://www.cpplus.jp/venue/layout_plan.shtml
※講演は無料、定員250名(50席は指定席、200席は自由席)
※エンジョイフォトステージ全体のプログラムは、下記ホームページからご覧ください。
http://www.cpplus.jp/seminar/enjoy-photo.shtml

なお、2月27日(土)ステージBにおきましては、講師:川口 雅也さまによる星景写真をテーマとした 「地上景色とともに星空を写す」 と題して開催されます。
http://www.cpplus.jp/popup/stage_b_01.html

また、川口 雅也さまには、望遠鏡ミニセミナー(T-03)にお招きし、2月27日(土)14:30-15:30にご講演いただく予定ですのでお立寄りください。

 

■講演内容説明文:
 デジタル一眼カメラの性能を活かして、星空の撮影を楽しむ人が増えています。ちょっと難しい星の撮影ですが、基本さえ押さえれば誰でも美しい星空を撮ることが出来るようになったのです。星空撮影の魅力は、肉眼ではハッキリ見えない星空の姿を、カメラを通してクッキリ見ることが出来るようになるところにあります。とはいえ、今のカメラでは捉えきれない、肉眼でなければ見ることの出来ない星の光の美しさもあるのです。
そのような星空撮影に挑戦してみたい人、星空撮影をしてみて星空の魅力にハマりつつある人に、カメラと双眼鏡で星空を楽しむ方法をお話しします。


■講師プロフィール:
飯島 裕(いいじまゆたか:写真家)
1958年埼玉県生まれ。中学生の頃に星を撮ってみたいと思ったのが写真撮影の始まり。大学卒業後広告制作会社に勤務。のち、ハレー彗星回帰の1986年からフリーの写真家として独立。
星景写真には早くから取り組み、月刊天文情報誌『星ナビ』に銀塩フィルムによる星景写真「銀ノ星」を2003年に開始して現在も連載中。天文情報誌・カメラ雑誌などに星景写真や撮影機材の解説記事なども多数執筆。国立天文台の広報用写真撮影、星景写真撮影講座や講演の講師なども務める。
いつも「星は撮るより眺めたい」。

望遠鏡ミニセミナー 開催スケジュール

開催日: 2月25日(木)~28日(日)

開催場所: 望遠鏡ゾーン 「日本望遠鏡工業会ブース T-03」


2月25日(木)
時間 セミナー名称 講師名 協力会社名 ジャンル
13:00~14:00 「差がつく!「惑星の観察」~2016年5月、火星の中接近に備えよう~」 島田 敏弘 天体 ㈱ビクセン
14:30~15:30 「ミカチュウと北山先生の気軽に楽しむ星空写真!」 北山 輝泰片岡 三果 天体 ㈱ビクセン


2月26日(金)
時間 セミナー名称 講師名 ジャンル 協力会社名
13:00~14:00 「富士山と天の川を撮影する!年間撮影スケジュール」 成澤 広幸 天体 ㈱ビクセン
14:30-15:30 「星空観光ガイド2016 全国版」 吉田 偉峰 天体 ㈱ビクセン
16:00~17:00 「マニュアルレンズを楽しもう」 森脇 章彦 写真 興和光学㈱


2月27日(土)
時間 セミナー名称 講師名 ジャンル 協力会社名
10:20~11:20 「マニュアルレンズを楽しもう」 森脇 章彦 写真 興和光学㈱
11:30~12:30 「野鳥の世界」 吉野 信 野鳥 ㈱ケンコー・トキナー
13:00~14:00 「マナーを守って楽しく撮影」 叶内 拓哉 野鳥 興和光学㈱
14:30~15:30 「地上景色とともに星空を写す」 川口 雅也 天体 ㈱ビクセン
16:00~17:00 「「星景写真「再」入門」 大西 浩次 天体 ㈱ビクセン


2月28日(日)
時間 セミナー名称 講師名 ジャンル 協力会社名
10:10~10:40 「3月9日(水)部分日食(国内)を安全に楽しく観測」 大西 浩次 天体 ㈱ビクセン
11:30~12:30 「野鳥の世界」 吉野 信 野鳥 ㈱ケンコー・トキナー
13:00~14:00 「気楽に楽しむ天体写真」 千手 正教 天体 興和光学㈱
14:30~15:30 「彗星や皆既日食、オーロラの観測と撮影法」 大野 裕明 野鳥 ㈱ビクセン


講師

 

大西 浩次(おおにし こうじ)


○プロフィール:
星景写真家

最初の天体写真は40年以上前 (小学校2年生)であるが、星空を真剣に記録し始めたのは1988年からである。このころ、美しい星空が失われつつあることに気づき、試行錯誤の末、小さいカメラに低感度リバーサルフイルム、そして、薄明や月明かりを光源にして星空を記録するスタイルにたどり着いた。
今日の「星景写真」の始まりである。以降、約30年星景写真を撮影してきた。
Twitterで「今日の星景写真」を毎日1枚、発信している。
https://twitter.com/koujiohnishi
現在:博士(理学)、日本星景写真協会副会長、国際天文学連合(IAU)会員、日本天文学会ほか

■①2月27日(土)16時~17時
○講演名称・内容/「星景写真「再」入門」 
「デジタルカメラを星空に向けると簡単に星が写せるようになってきた。
最新のカメラを使うと、手持ちでも星空を写すことが可能だ。だから、
星空と風景を同時に写す星景写真なんて簡単なものだ!!「だか、待てよ?」、
風景を写すにはシャッターを押せばよかったが「風景写真」を写すことは難しいはずだ。
いま、シャッターを押せば星空が簡単に写せる時代の「星景写真」とはどんなものだろう。
ここで、この疑問にお答えしましょう。星景写真「再」入門として、
初めて星の写真を撮ってみたい方への入門的なお話から、星景写真を撮影している
皆さんへの「再」入門講座まで、明日からの撮影のヒントが見つかるでしょう。」

■②2月28日(日)10時10分~10時40分
○講演名称・内容/「3月9日(水)部分日食(国内)を安全に楽しく観測」
3月9日に4年ぶりの部分日食が国内で観察できます。
太陽光は明るいので正しく観察しないと眼を傷める可能性があります。
安全な観察法から、カメラレンズによる撮影、望遠鏡による撮影などのポイントを短く説明します。
日食メガネは?、観察用の望遠鏡は?、撮影用の減光フィルターは?

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大野 裕明(おおの ひろあき)


○プロフィール:
星の村天文台台長

皆既日食の撮影やオーロラの観測をぜひしてみたいと言う方を、地球上のあちこちにお連れし、一緒にその素晴しさを楽しんでいる。

■2月28日(日)16時30分~17時30分
○講演名称・内容/「彗星や皆既日食、オーロラの観測と撮影法」
天空のその時にしか見ることのできない現象をしっかりと観測する事と撮影法について語ります。

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叶内 拓哉(かのうち たくや)


○プロフィール:
野鳥写真家として作品を撮る傍ら、成人学校、カルチャースクール、自治体主催の自然観察会などで、バードウォッチングや野鳥写真の撮り方などを指導。「調布自然の会」代表として、年数回の自然観察会を開いている。また、写真集の他、多数の著書・共著書があります。なお、氏はスコープとデジタル一眼レフによるデジタル写真撮影を得意とされております。
写真集「鳥景色(講談社1984)」「鳥華抄(文一総合出版1989)」「花見鳥(文一総合出版1993)」、「家のまわりで見られる鳥50種─バードコールであそぼう(岩崎書店2002)」、生態写真集「梟(文一総合出版2001、大沢八州男 山本純郎共著)」など。著書:「野鳥写真の撮り方(文一総合出版)」、「ポケット図鑑日本の鳥300(文一総合出版2005)」など、多数

■2月27日(土)13時~14時
○講演名称・内容/「マナーを守って楽しく撮影」

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川口 雅也


○プロフィール:
天文雑誌「星ナビ」編集人

1959年兵庫県姫路市生まれ。小学3年で明石市立天文科学館のプラネタリウムを初見、翌年のアポロ11号月面着陸を経て、中学1年の冬には星の日周運動を撮影して宿題とした。大学で写真工学の基礎を学ぶとともに、天文系サークルに所属。機関車・星空・山岳と撮影テーマは趣味系ばかり。旧「スカイウオッチャー」1988年4月号にて「星景写真」を造語し、「地上景色とともに星空を写す」作風を提唱した。現、天文雑誌「星ナビ」編集人にして現役最年長天文雑誌編集者。
「天体写真」というと、星空の奥深くに潜む星雲や星団、月や惑星をクローズアップでとらえたものを思い浮かべる人も多いと思います。しかし、デジタルカメラの普及で、フィルム時代のような長時間露光をしなくても手軽に星空を写せるようになりました。中でも、カメラとレンズ、三脚だけで地上景色とともに星空を写す「星景(せいけい)写真」に取り組むカメラファンが増えています。
撮影機材のスペックや画像処理テクニックだけでなく、ロケハンやオリジナリティによって作品を創ることができる「星景写真」は、SNSなどを介してさまざまな撮影方法が広まり、旧来の「天体写真」の枠にとらわれないテーマや表現方法が生み出されています。講演では、「星景写真」の作画とこれまでの変遷、これからの可能性について考えます。

■2月27日(土)14時30分~15時30分
○講演名称・内容/「地上景色とともに星空を写す」

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北山 輝泰(きたやま てるやす)


○プロフィール:
株式会社ビクセン
国内営業部 営業課 主任

東京都新宿区出身。29歳。2010年、日本大学芸術学部写真学科を卒業後、福島県鮫川村に移住。 鮫川村役場企画広報課に所属し、昼間は農業や家畜の世話、夜は星やホタルのインストラクター業務を行う。
1年の雇用期間終了後は、望遠鏡メーカー「ビクセン」に入社をする。
国内営業部営業課係長。
日本星景写真協会に所属。星空と風景写真を中心に、全国各地で撮影を行う。 2014年、オリンパスのプロカメラマンとなる。同年、Astrophotography Contest 2014で、日本人初の3位入賞をする。
国内では秋葉原、国外ではニューヨークやハワイのギャラリーで写真を発表する。
Webサイト http://www.kitayamateruyasu.com
Twitter https://twitter.com/astro_teru
TWAN(The World At Night)メンバーによるNight Photograph、及びタイムラプスのワークショップに参加。TWAN式撮影スタイル・画像、動画編集技術を学ぶ。翌年、Astrophotography Contest 2014にて、日本人初の3位に入賞する。

<その他の主な受賞歴>
・日本大学芸術学部 芸術学部長賞 受賞
・新写真派協会賞 受賞
・TOKYO GRAPHIC PASSPORT 2010 Presentation 部門 受賞
<ホームページ>
http://www.kitayamateruyasu.com

■2月25日(木)14時30分~15時30分
○講演名称・内容/「ミカチュウと北山先生の気軽に楽しむ星空写真!」

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片岡三果(かたおか みか)


○プロフィール:
北海道出身。フォトグラファー、モデルの他ラジオDJや国内外で声優など多岐にわたる活動をしている。漫画家の両親、大叔父が画家という家庭環境に育ち、幼い頃から美術、デザインを学ぶ。
独特の世界観で写真、文章、イラストを手がける。2013年より専門学校東京デザイナー学院映像デザイン科にて写真実習の講師をつとめる。
FM FUJI 片岡三果と矢沢なりのMoon Light Party!!土曜22:30より写真や美容、最新情報など放送中。

■○2月25日(木)14時30分~15時30分
○講演名称・内容/「ミカチュウと北山先生の気軽に楽しむ星空写真!」
カメラ女子の間でも話題の「星空写真」
「高いカメラは持っていない…」「私、車持ってない!」…いえいえ、そんなあなたでも大丈夫!
お持ちのコンパクトな機材でも、光害が多い市街地でも、ポイントを抑えれば気軽に星空写真の「作品」が撮れちゃいます!
そのテクニックを、カメラ女子「ミカチュウ」と星空写真の魔術師「北山先生」が分かりやすくお教えします!
これから新しく星空写真を始めてみたい方、今までとは違う星空写真を撮ってみたい方、ぜひ足をお運びいただければと思います。

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島田 敏弘(しまだ としひろ)


○プロフィール:
株式会社ビクセン 企画部 ビクセンテクニカルコンサルタント

幼少時に見た北斗七星に興味を持ち、小学生時代から天体望遠鏡を使って天体観察に没頭。星と野鳥好きが高じ1993年に望遠鏡メーカーである株式会社ビクセンに入社。現在は天体観察アドバイザーなどを担当。

■2月25日(木)13時~14時
○講演名称・内容/ 「差がつく!「惑星の観察」~2016年5月、火星の中接近に備えよう~」
天体望遠鏡を手に入れ、月や惑星を見て楽しんではいるけれど、「もっと綺麗に見たい!」「もっと綺麗に撮影してみたい!」と思っていませんか?
「月」や「木星」と「土星」に代表される「惑星」は、倍率を高くすると大きく見えますし、光害のある市街地でもその影響はほとんどありませんのでとても人気の高い天体です。
今回は「5月に中接近する火星」の準備として「惑星観察の基本」を再確認するとともに「今よりも上」を目指したい方に向けた、知っておくと「差がつく!」講座です。
是非、お立ち寄りください。

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千手 正教(せんしゅ まさのり)


○プロフィール:
君津天文同好会会長
エスピーオープロダクション代表

星雲星団を中心に天体写真撮影をライフワークとしながら、毎週木曜日には、千葉県市原市にあるコミュニティFM「市原FM放送76.7Mhz」にて軽快なトークで地域情報やアニソンなどを紹介する看板パーソナリティ。2時間の生放送を飽きさせない語り口が人気を呼んでいる。
また、千葉県内・茨城県内の公立施設や民間レジャー施設と共同でファミリーや女性、初心者を対象とする星空観察会や天体写真撮影講習会などを精力的に行なっている。
 敷居が高いと思われがちな天体写真撮影の世界、しかし、意外と気軽に楽しめるものです。あなたも今日から星空撮影を楽しみましょう!

■2月28日(日)13時~14時
○講演名称・内容/「気楽に楽しむ天体写真」

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成澤 広幸(なりさわ ひろゆき)


○プロフィール:
1980年5月31日生まれ。北海道留萌市出身。
フォトスタジオでの勤務を経験後、2009年皆既月食の年に天体望遠鏡メーカー・株式会社ビクセンへ入社。営業部に在籍。
仕事の傍ら星景写真家として活動し、アウトドア雑誌・Webマガジン・SNSに作品を掲載。主に昼間以外の時間帯を撮影。
自身の撮影経験を生かし、営業活動の一環として全国各地で天体・星景写真のセミナーを行っている。札幌天文同好会所属。

■2月26日(金) 13時~14時
○講演名称・内容/「富士山と天の川を撮影する!年間撮影スケジュール」
関東圏では絶対的な存在感を誇る被写体・富士山。星景写真では憧れの対象となる被写体・天の川。
富士山周辺は星空撮影スポットが数多く存在しますが、天の川は季節によって撮影できる方角が変化するため、撮影場所を選定が重要です。セミナーでは、この二つの被写体を絡めた作品を撮影することを目的とし、季節ごとの富士山・天の川の狙い方について撮影方法と撮影地を紹介いたします。

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森脇 章彦(もりわき あきひこ)


○プロフィール:
写真家
1956年岡山県生まれ。
コマーシャルフォトを中心に男性誌・女性誌などで高価な宝飾品から女性ポートレートまでこなし幅広く活躍中。またカメラ専門誌などでの執筆活動も精力的にこなし独特の辛口批評が読者から好評を得ている。特にデジタルカメラは創成期から積極的に活用し、カメラ画質やレンズの良し悪しについては「影のご意見番」と呼ばれている。

■①2月26日(金):16時~17時
■②2月27日(土):10時20分~11時20分
○講演名称・内容/「マニュアルレンズを楽しもう」

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吉田 偉峰(よしだ いほう)

○プロフィール:
MIACS事業団 本部代表役員
一戸町観光天文台 台長
岩手県盛岡市出身。
国内屈指と言われる一戸町観光天文台の星空を案内する傍ら、いわて星団連合や県環境審議会等の様々な立場で星空環境保全に努める。
また、一戸天体観測所として各種天文現象の予報業務も行っており、ビクセンカレンダー等にも情報提供している。

■2月26日(木)14時30分~15時30分
○講演名称・内容/「星空観光ガイド2016全国版」  についてご紹介いただきます。
2016年の主な天文現象について、経過や観察方法、撮影のポイント等をご案内致します。 また、四季折々の星空や天体の楽しみ方も併せてご紹介致します。

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吉野 信(よしの しん)


○プロフィール:
1943年日本の一角で生まれる
桑沢デザイン研究所リヴィングデザイン科卒業
写真家事務所に勤務後、1972年フリーの写真家として独立
以後、日本国内にとどまらず世界各国を訪れ、野生動物や自然景観の写真を撮り続けている。
写真集や著書に、「ロッキーの野生」「アラスカの詩」「密林の王者・ベンガルタイガー」「アダ-ジオ」「アクアオデッセイ」「自然写真館
全5巻」「野生のカメラ」「ネイチャーフォト入門」などがある。
現在、(公社)日本写真家協会、(公社)日本写真協会会員

■①2月27日(土):13時30分~14時30分
■②2月28日(日):13時30分~14時30分
○講演名称・内容/「野鳥の世界」
超望遠レンズまたは望遠鏡レンズシステムを利用し撮影した、日本とアメリカの野鳥の姿を写真と11本の動画でご紹介します。

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